丹生郡医師会長 藤本哲三
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あけましておめでとうございます。 皆さんは、良き新年をお迎えになられたことでしょう。 どうも私は、新年に向かって大声で叫ぶより、嘆き節が先に出てきます。私の暗い性格によるものでしょう。 昨年の政治の迷走ぶりはいかがでしょう。民主党は、選挙目当てのマニフエストの尻拭いに四苦八苦し、 国の借金は増えるばかりです。また昨年は、大臣失言の当たり年でした。 その人間にとっては本音を言っているだけのことでしょうが。彼らを選んだのも民主主義なのです。 尖閣諸島、北方領土の問題についても、一党独裁軍事大国が相手では、 相手の顔色を窺いながらの付き合いしかできないようで、ストレスがたまります。 身近なことでも行政不信に陥っています。公益法人の制度改革のことです。一つだけ取り上げてみます。 それは、公益法人が一般法人に移行した場合の公益目的財産額の設定の仕方です。 公益法人が解散する場合は、その残余財産は国や自治体などに帰属することになっています。 公益法人が一般法人への移行を申請する際、この時点で公益法人は解散したとし、このときの公益法人の全資産を残余財産として捉え、 そのすべてを公益目的事業に消費せよとの規制を設けていることです。 我々は解散する意志もないし、これからも医師会を運営していこうとしているのにです。 まるで一般法人へ移行するなら解散せよと言っているのに等しい。収益事業もやらない丹生郡医師会が、 会の経営のため、不慮の支出に備えるため、会員が長年にわたり供出してできた資産の意味は、一体なんだったのでしょう。 一方的に法のもとに制限を加えてきて、財政的には丸裸にしようとしています。 どうせ丸裸にされるのなら、こちらから先に丸裸になってやろうかという気になります。なんとも腹立たしい次第です。 それでも、年が明ければ何か良いことが起こらないかと、心の片隅で思っている次第です。 本年もよろしくお願いします。 平成23年元旦 |